おはようございます。

最近、とっても嬉しいことが起きています。それは、散歩中、他の犬に必ず吠えてしまう我が家のシュシュが、なんと2回に1回くらい吠えずにすれ違えるようになってきているのです!感動!

ここまでくるのに2年半かかりました…泣。

この2年半、試行錯誤しながらトレーニングしてきた中でたくさんの気付きがありましたし、私の反省点が多々あるのですが、トレーニングする上で忘れちゃいけない大切なことがあるなと改めて実感しましたので備忘録としてもこのブログを残します。

成功出来る環境まで分解する

これ、本当に大事だと実感しました。どうしても早く直したいという気持ちが前に出てしまって、かなり焦ってトレーニングをしていたなと思います。シュシュの場合、「散歩中、他の犬を見ると吠えてしまう。」という課題があって、最終的なゴールは「散歩中、吠えずに他の犬とすれ違う。」です。

トレーニングのセオリーでいくと、この課題→ゴールまでの行動を細かく分解して、成功出来る段階から少しずつ少しずつステップアップしていく、のが大事です。つまり、こんな感じです。

  1. 他の犬が100m以上先にいる時に吠えない
  2. 他の犬が道路を挟んで向こう側にいる時に吠えない
  3. 他の犬が同じ道に50m先にいても吠えない
  4. 他の犬が同じ道に30m先にいても吠えない
  5. 他の犬と同じ道ですれ違っても吠えない

私の場合、焦るがあまりにいきなり3番あたりから始めようとしてしまい、毎回失敗の連続。そして失敗に凹み自信を失いもう散歩なんてしたくないとどよんとした気持ちで散歩し、またシュシュが吠えて凹んでなんで吠えちゃうの!とシュシュにまで八つ当たりをしてそんな自分にまた凹んで…という絵に書いたような負のスパイラル。

そこで気づいたのは、まだレベル1にも達していないのにいきなりレベル3を強要してしまっているということ。ゴールへの道のりをショートカットしようとするのはトレーニングの世界でいうととてつもない回り道になってしまうということを感じました。

ということでレベル1にしっかり戻って、シュシュが犬を認識していないレベルでも吠えなかったらオヤツをあげて褒めまくるという段階へ。ありがたいことにシュシュはある意味鈍感なので、吠えるくせに犬を見つけるのはめちゃくちゃ遅いのです。笑。

私が常にアンテナを張って遠くでも犬を見つけたら名前を呼んでオヤツをあげるということをひたすら繰り返しました。もはやシュシュはなぜオヤツをもらえているのかも分かっていなかったと思います。ただ、私達には分からない犬の嗅覚で、「他の犬の匂いがほんのり漂っている状態」でオヤツをあげれていたとすれば、それはレベル1のもっと前のスモールステップを成功させていたと言えるかもしれません。

まぁ正直、こんなので効果あるのかな?と自分でも半信半疑でやり続けていたのですが、いつの間にやら道路を挟んでいればなんとか我慢出来る状態になっていて、ここ最近突然、同じ道でも端と端なら、吠えたい!という衝動をぐっと我慢して私の指示に従うようになったのです!(もちろん大量のオヤツ有。笑。)

もうびっくり!そしてこんなの効果あるのかな?と思うくらい小さな小さなスモールステップを踏めば、時間はかかっても確実にゴールに近づくんだ、と心から感動しています!

出来ないことにフォーカスするのではなく、1mmでも成長したことを必死で探し見逃さない

これもすべて私の反省です。シュシュを迎えた頃はトレーニングに焦るばかりで、毎日出来ないことばかり見つけていました。「シュシュはこれが出来ないから出来るようにしなければ!」「まだこれも出来ないのにこっちも出来ないなんて!どうしよう!」

もうパニック。そしてシュシュにはいい迷惑だったね...ほんとごめん。

1mmの成長なんて、きっと血眼になって探さないと見つからないと思うんですよね。でも必死で探せば必ず見つかる、そしてたくさん見つけられればたくさん褒めてあげれる。

たくさん褒められたという経験は確実に犬の自信に繋がっていくし、絆も信頼も深まります。今考えるとすごく当たり前のことに聞こえるのに、必死になればなるほど忘れちゃう。

シュシュのおかげで、私もちょっと成長出来たのかな?と感じる今日この頃です。

階段の先にある大きなゴールを見上げるのも大事だけど、しっかり足元を見て一段一段愛犬と楽しみながら登っていける飼い主さんが増えますように。